形勢速報 9/5(月) 9/6(火) 9時~
王位戦 7番勝負 第5局、藤井聡太王位と豊島将之九段の対局です。ここまで3-1の藤井王位、ここで勝てば棋聖戦に続いて3連覇が決まり、タイトル獲得10期となります。タイトル戦番勝負はここまで9期全勝で、フルセットになったのも1回のみ。盤石の強さを誇ります。ライバルがいないのが顕在化してきました。一方の豊島九段、第1局は深い研究で勝ちましたが、第2局以降は深い研究を封印して3連敗。先手となるこの第5局では、再び深い研究を見せてもらって、王位戦が簡単には終わらないようにしてもらいたいものです。が、そういう戦いが本意ではない豊島九段は、第3局のような形で進めるかもしれません。戦型でみると、ここまで4局とも角換わり。この二人の対局は、2年前に横歩取りが1局ある以外は全て相掛かりか角換わりです。最終局になるかもしれませんが先手の豊島九段、戦型選択で工夫を見せてくるでしょうか。
藤井王位が勝って4-1とし、3連覇を達成しました。連続5局で角換わりとなった本局は、藤井王位が38手の4筋飛車回りで形を作ってゆきます。豊島九段も4筋対向とし、互角で1日目が終わります。2日目に入って、藤井王位が8筋6筋で揺さぶりをかけ、リードを掴みかけます。午後に入り、豊島九段も粘り続けますが、角打の差でリードが広がります。このまま藤井王位の勝ちパターンかと思われましたが、とても難解局面であったので、4度逆転が起きます。しかし最後は残り時間が若干多かった藤井王位が競り勝ちました。
王位戦 7番勝負は、
・2日制 持ち時間 8時間
・開始:9時
・昼食休憩:12:30-13:30
・1日目 18時過ぎたら封じ手
2日目
後手△藤井王位 先手▲豊島九段
現局面は、公式棋譜並べ
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藤井王位、おめでとうございます
豊島九段、お疲れさまでした
▲投了 19:15
128手 △勝10手 △桂跳

127手 △勝11手 ▲同歩
126手 △勝26手 △飛突
125手 △勝27手 ▲7打 AI:53桂成
124手 16% △飛成
123手 15% ▲玉端
122手 20% △飛打
121手 20% ▲桂跳 AI:54歩打
120手 34% △成銀寄 0:09
119手 35% ▲桂払
118手 36% △同成銀
117手 37% ▲金寄 0:02
116手 37% △同銀
115手 37% ▲5叩 0:04 AI:66歩
114手 51% △金寄
113手 51% ▲角成
112手 52% △銀合
111手 51% ▲角打
110手 52% △成銀寄 AI:48成銀
再び事件発生!!!
それだけ難解局面なんです

109手 29% ▲角払
108手 29% △飛払
107手 29% ▲角叩
106手 29% △角出
105手 29% ▲角叩 AI:87角
104手 34% △角出 AI:46角
103手 32% ▲1突 AI:66歩
102手 36% △銀打 12/0:10
101手 36% ▲1突 0:06 AI:87角
残り10分切って秒を読まれると、
焦る人が多い。ここの方も。
100手 49% △6打
99手 49% ▲金寄
98手 51% △5打 2/0:22
97手 47% ▲金打 8/0:07
的確な反撃だが残り時間が厳しい豊島九段
96手 47% △金上 23/0:24 AI:68銀打
事件が起きたのでしょうか
攻め勝てそうな局面で守った藤井王位
反撃ターンを掴んだ豊島九段

95手 39% ▲7底 24/0:15
94手 40% △端角 7/0:47
端角の打ち合い。後手角の利きが上回って
攻撃力に差が出る模様。「藤井の角打」
93手 40% ▲飛下 AI:78金打
▲78金打なら後手端角を防げた模様
92手 42% △同玉
91手 42% ▲銀金交換
90手 43% △飛上 2/0:54
89手 43% ▲銀打 14/0:39
88手 43% △金上 3/0:56
87手 43% ▲同歩 AI:同飛
86手 46% △同銀成 5/0:59 AI:65銀
85手 43% ▲同銀
84手 43% △6成 11/1:04
83手 43% ▲同金
82手 43% △玉叩
81手 43% ▲端角 59/0:53
80手 43% △金寄 25/1:15
逆に寄った藤井王位、しかしAIも
揺れているので、果たして緩手かどうか
79手 41% ▲5突 29/1:52
72手から連続AI最善手
当AIも連盟AIも揺れている難解局面
なのに最善手を指し続けるこの二人は何者?
78手 41% △銀出 48/1:40
48分何を考えていたのでしょうか
またAIにも見えない何かが見えていた?
77手 41% ▲6辛抱 6/2:21
76手 41% △銀上
75手 42% ▲5打 1
74手 42% △同銀
73手 42% ▲同歩 10/2:28
意外と早かった豊島九段
想定内でしょうか
72手 42% △5打 44/2:28
打った!
藤井王位、リードを固めるでしょうか
昼食休憩
△54歩打からの後手右銀突入手順が
読めるかどうかが、この後のポイント
71手 42% ▲銀上 1 AI:66同銀
8筋を守った豊島九段
6筋突破のチャンスが見えてきた藤井王位

70手 50% △6突 2
8筋/6筋で揺さぶりをかける藤井王位
69手 51% ▲飛上 72/2:39
68手 52% △6突 7/3:14
67手 52% ▲同歩 7/3:51
66手 51% △8継 22/3:21 AI:43金寄
ここも守らず攻める藤井王位
豊島九段に手を渡すと良くない
という判断でしょうか
65手 49% ▲金寄 12/3:58
64手 49% △飛8筋
初見の難解局面でも最善手通りに進む、
この二人にしか指せない将棋
63手 49% ▲飛5筋 29/4:10
62手 48% △5垂 9/3:43
AI読み筋通りに、
中央攻め合いと先手玉頭攻防になりそう
61手 48% ▲同歩
60手 48% △8突 73/3:52
62玉で安全確保もありましたが、
攻撃を選んだ藤井王位
1日目
後手△藤井王位 先手▲豊島九段
公式棋譜並べ
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▶藤井王位にとっても攻守の選択が
ありそうです。次の手を封じ手に。
藤井王位が誘った形なのですが、
先に時間を使う展開に。
38手は実験的な気持ちで指した
のでしょうか。
59手 48% ▲5打 35/4:39 AI:59飛
攻め続ける手順がありましたが、
拠点確保で一旦手を渡した豊島九段
難解なので急がない作戦でしょうか

58手 53% △銀引 5/5:05
57手 53% ▲同銀
56手 53% △同歩 36/5:10
55手 53% ▲5突 6/5:14
54手 53% △同銀 42/5:46
42分考えて、5筋攻め対策が
読めたでしょうか
53手 53% ▲3突 28/5:20
同銀なら先手に5筋攻撃がある模様
52手 54% △金上 22/6:28
51手 51% ▲入城 1
50手 52% △左桂 5/6:50
49手 51% ▲玉左 2
48手 52% △4打 9/6:55
47手 48% ▲銀引 22/5:51
昼食休憩
46手 49% △5突 29/7:04
4筋飛車対向、AI読み筋は、
お互い飛車を定位置に戻っての攻め合いへ

45手 49% ▲飛4筋 14/6:13
対向した豊島九段、
これでAIはお互い飛車を元に戻す読みに
44手 51% △5筋 13/7:33
43手 50% ▲金離 8/6:27
42手 50% △同銀
41手 50% ▲4突 11/6:35
40手 52% △中住 1
39手 52% ▲4突 59/6:46
深浦九段は79玉でしたが
豊島九段は59分考えて仕掛けました
38手 52% △飛4筋
角換わりではよくある4筋飛車回り。
しかし、仕掛けた後で回るのが通常ですが、
仕掛ける前に回りました。先行例は、
2年前のB1▲深浦-△山崎戦で〇山崎八段

37手 50% ▲腰掛銀
36手 50% △4筋 3
35手 50% ▲6筋 1
34手 51% △飛下段
33手 50% ▲金上
32手 50% △金上
31手 50% ▲飛下段
30手 50% △9筋 3
29手 50% ▲銀上 3
28手 51% △右桂 1
27手 50% ▲9筋 1
26手 50% △銀直
25手 50% ▲右桂 5/7:51
定跡範囲の序盤で時間を使うのは、
豊島九段は若干スタイルを変えた
のでしょうか
24手 50% △玉左
23手 50% ▲4筋 3
豊島九段も3分考えて腰掛銀模様
22手 51% △7筋 2
藤井王位がこの辺りで時間を使うのは、
頭のウォームアップをしている
のでしょうか
21手 50% ▲玉左
20手 51% △6筋 2
2分考えて腰掛銀模様
19手 51% ▲金上 1
18手 51% △銀上
17手 51% ▲3筋
16手 51% △矢倉銀 1
15手 51% ▲銀直
14手 51% △1筋 1
13手 50% ▲1筋
ここまでお約束の13手
12手 51% △銀上
11手 51% ▲同銀
10手 50% △角交換
角換わり
9手 51% ▲銀上
8手 51% △角道
7手 51% ▲角上
6手 51% △金上
5手 51% ▲角道
角換わりでしょうか
4手 51% △飛先
3手 51% ▲飛先
2手 51% △飛先
1手 51% ▲飛先