王位戦

7/13(水)-7/14(木) 王位戦 第2局 藤井聡太王位 豊島将之九段 〇藤井王位 1-1のタイに

速報ライブ 7/13(水) 7/14(木) 9時

 王位戦 7番勝負 第2局、藤井聡太王位と豊島将之九段の対局です。第1局は、先手の豊島九段が終盤まで続く深い研究を繰り出しました。最善手で答える藤井王位は、豊島九段の読み通りに進めてしまいました。藤井王位は、序盤・中盤で時間とスタミナを大量消費させられてしまい、驚異的な終盤力を持ってしても、逆転することはできませんでした。
 さて、藤井王位の先手となる第2局、藤井王位は自分の研究をぶつけてくる可能性大と思われます。これは棋聖戦・第3局でやった方法ですが、相手の研究を防ぐには、自分が先に研究をぶつける方法が効果的です。以前の藤井王位は、相手の研究を受ける専門でしたが、今年度に入って、とても深い研究をぶつけてくる相手が増え、苦労しているようです。そこで強い相手には、棋聖戦・第3局のように、自分の研究を積極的にぶつける作戦をとるようになるのではないでしょうか。
 藤井王位が勝って、1-1のタイとしました。角換わりで始まった本局は、43手で昨年の叡王戦・第3局と同一局面になります。この後、藤井王位は1筋攻めで自己の研究世界へと引き込みます。豊島九段は56手で何とか藤井研究を外しますが、藤井王位がリードして1日目が終了。2日目はとても難解な攻め合い局面へと進みますが、時間とスタミナに余裕のあった藤井王位が、終始冷静に進めて勝ちました。

王位戦 7番勝負は、
・2日制 持ち時間 8時間
・開始:9時
・昼食休憩:12:30-13:30
・1日目 18時過ぎたら封じ手

2日目
後手△豊島九段 先手▲藤井王位
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藤井王位、おめでとうございます
豊島九段、お疲れ様でした
△投了 18:21
99手 98% ▲龍寄

後手△豊島九段      先手▲藤井王位

98手 98% △同玉
97手 98% ▲玉叩 4/0:34
96手 98% △金直 23/0:03 AI:32香打
 勝負に行った?

95手 85% ▲桂打 4/0:38
 後手玉を頭から抑え込む、AI揺れまくり
 将棋連盟君は治ったが、ABEMA君も
 揺れてる、AIも混乱する難解局面
94手 85% △飛打 11/0:26
93手 80% ▲銀引 1
92手 79% △桂打 AI:97桂打
 しかし、これはちょっと緩かった
91手 73% ▲同桂 35/0:43
90手 74% △7叩 2
89手 73% ▲同歩
88手 73% △桂跳 18/0:39
87手 73% ▲7打 25/1:18 AI:85銀
 この受けは、局後の話題になりそう。
 AI評価が揺れていて、緩手かどうか
 良く分かりません。こういう難解局面で、
 明らかな緩手を全く指さないこの二人は
 一体何者でしょうか?この二人だけです!

後手△豊島九段      先手▲藤井王位

86手 75% △桂打 4/0:57
85手 75% ▲銀直
84手 74% △玉上
83手 74% ▲龍寄 9/1:43
82手 75% △7突
 ここで反撃開始の豊島九段
81手 74% ▲飛成 3
80手 74% △銀打 6/1:01
79手 75% ▲と寄 7/1:55
78手 75% △玉左 50/1:07
77手 76% ▲飛打
76手 75% △桂払
 念願のリスク排除
75手 74% ▲飛払 17/2:02
74手 73% △玉引 4/1:57
 下方向に逃げました
73手 72% ▲金打 28/2:19
 王手飛車だが飛車を取ると金がソッポに
72手 71% △飛寄 59/2:01
 さあ、王手飛車を誘いました
 59分考えて逃走路が見えたでしょうか

 昼食休憩

71手 72% ▲角打 46/2:47
 後手右辺を制圧しつつある藤井王位
 46分悩んで、やはりこの1手
 後手玉を捕まえきれる見通しが立った?

後手△豊島九段      先手▲藤井王位

70手 73% △と払 1
69手 71% ▲同歩成
68手 69% △同金 16/3:01
 ここも△76歩、△23金と悩ましかった
67手 67% ▲銀打 23/3:33
 ▲25角打と迷った?素直な方を選択
66手 65% △金引 24/3:17
 分かれ道で金引。後手右辺を攻略されます
 が、左辺に逃げ込む戦略でしょうか。
 攻防飛車打ちで入玉のチャンスも?

65手 64% ▲7叩
 この1手
64手 64% △飛払 49/3:41
 分かれ道で7筋反撃ではなく
 飛車を取った豊島九段
63手 65% ▲2成 1
 ここまで概ね1本道
62手 65% △同金 1
61手 64% ▲桂成 3
60手 65% △中住 2/4:31
59手 64% ▲桂打 116/4:00
 封じ手は、大方の予想通り

 皆さん、おはようございます。
 先手リードながら、研究から外れ、
 今日の攻め合いを正確に指した方が
 勝つ局面に。しかし消費時間が概ね同じで
 豊島研究を出させなかったので、
 藤井王位は驚異の終盤力を発揮できる流れに。

1日目
後手△豊島九段 先手▲藤井王位
 公式棋譜並べ
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▶59手目が封じ手に
 2時間近く考えた藤井王位、
 研究から外れたのでしょうか。
 ならば豊島九段の56手はその意味で成功?
 封じ手戦略? 残り時間は藤井王位が短く。
58手 65% △同金 1/4:33
57手 64% ▲7成 99/5:56
 ほぼ長考半返しの藤井王位、
 先日の棋聖戦・第3局の75手に似た雰囲気
56手 64% △香成 1 AI:72香打
 AI読み筋は、攻め合いになるが、
 先手の攻めが速い。藤井研究成功か?
 豊島九段は勝率悪化覚悟で
 勝負形作りに出たのでしょうか。

後手△豊島九段      先手▲藤井王位

55手 53% ▲7叩
54手 53% △同香 175/4:35
 藤井研究対策を175分考えた豊島九段
 昼食休憩入れると約4時間の大長考

 昼食休憩

53手 53% ▲香出 2/7:35
 まだ研究範囲でしょうか
 時間を使わずにガンガン攻める藤井王位

52手 53% △同歩
51手 53% ▲7突 5/7:37
50手 54% △4突 4/7:30 AI:同歩
 豊島九段は、最善手は同歩と知っていた
 と思いますが、研究外しでしょうか
49手 50% ▲飛先 5
48手 50% △同歩 16
 豊島九段は、▲75歩を予想してた?
 この辺りから藤井研究に引き込まれ始め?
47手 51% ▲1突 3
46手 51% △同歩
45手 52% ▲3突 1
44手 52% △銀引 6
 ここで手を変えた豊島九段
 去年は△44銀でした
43手 50% ▲桂跳 2
 先に仕掛けた藤井王位
 去年の勝った叡王戦・第3局と同一局面

後手△豊島九段      先手▲藤井王位

42手 50% △玉戻
41手 50% ▲入城
40手 50% △中住
39手 50% ▲飛下段
38手 50% △腰掛銀
37手 50% ▲玉左 2
36手 51% △金離
35手 50% ▲金直 4
34手 50% △飛下段 1
 去年の叡王戦・第3局に近い
 ▲藤井ー△豊島 角換わり・相腰掛銀

33手 50% ▲腰掛銀
32手 50% △右桂
31手 51% ▲銀上
30手 52% △金上
29手 50% ▲6筋 1
28手 50% △7筋
27手 50% ▲4筋
26手 51% △玉左
25手 50% ▲右桂
24手 51% △9筋 1
23手 50% ▲9筋
22手 50% △銀直 1
21手 50% ▲玉左
20手 50% △6筋
 腰掛銀模様
19手 51% ▲金上
18手 52% △銀上 1
17手 51% ▲3筋
16手 51% △矢倉銀
 ここで第1局から外れました
15手 50% ▲銀直
14手 51% △1筋
13手 50% ▲1筋
 ここまで、いつもの標準手順
12手 51% △銀上
11手 51% ▲同銀
10手 51% △角交換
 角換わり
9手 51% △銀上
8手 51% △角道
7手 50% ▲角上
6手 51% △金上
 「いいですね」
5手 50% ▲角道
 「角換わりにしませんか」
4手 51% △飛先
3手 51% ▲飛先
2手 51% △飛先
1手 51% ▲飛先

 皆さん、おはようございます!
藤井王位が先手の第2局、
どんな展開になるでしょうか。