竜王戦

11/25(金) 26(土) 藤井聡太 広瀬章人 竜王戦 第5局 〇広瀬八段 2-3

形勢速報ライブ 11/25(金) 26(土) 9時~

 竜王戦 7番勝負 第5局、藤井聡太竜王と広瀬章人八段の対局です。
 ここまで3-1の藤井竜王、ここで勝つと2連覇が決まり、タイトル戦 5番勝負/7番勝負では11期全勝となります。8大タイトル戦では圧倒的な強さで勝ち進む藤井竜王、ここで一気に決めるでしょうか。
 一方の広瀬八段、第1局で1勝しましたが、その後3連敗で後がなくなりました。タイトル戦 5番勝負/7番勝負で、藤井竜王から2勝した人は、去年の叡王戦の豊島九段一人だけです。この時の5番勝負は、5局とも先手が勝ちました。広瀬八段が先手番となるこの第5局、勝って二人目の2勝した人になれるでしょうか。

12020/7棋聖戦3-1奪取一冠17歳11か月
22020/8王位戦4-0奪取二冠18歳1か月
32021/7棋聖戦3-02連覇二冠
42021/8王位戦4-12連覇二冠
52021/9叡王戦3-2奪取三冠19歳1か月
62021/11竜王戦4-0奪取四冠19歳3か月
72022/2王将戦4-0奪取五冠19歳6か月
82022/5叡王戦3-02連覇五冠
92022/7棋聖戦3-13連覇五冠
102022/9王位戦4-13連覇五冠
112022/11竜王戦五冠?
122023/2王将戦五冠?
132023/3棋王戦奪取?六冠?20歳7か月
142023/5叡王戦六冠?
152023/6名人戦奪取?七冠?20歳11か月
162023/7棋聖戦七冠?
172023/8王位戦七冠?
182023/10王座戦奪取?八冠?21歳2か月

速報ニュース (1手毎の形勢はこの下)

 広瀬八段が勝って、2-3としました。藤井竜王はタイトル戦11期目で、初めて第6局を戦うことになりました。
 相掛かりで始まった本局は、先手の広瀬八段が第3局シナリオ修正版をぶつけてきました。藤井竜王は時間を使いながらも最善手を連続して、互角のまま1日目が終わります。
 2日目に入った午前中、シナリオから外れたのか、広瀬八段の緩手で藤井竜王がリードを掴みます。このまま藤井曲線で勝ち切るかと思われましたが、午後の90手、今度は藤井竜王の緩手で互角に戻ります。その後悩み続けた藤井竜王に対し、98手で広瀬八段がリードを掴みます。藤井竜王が読める局面から、広瀬八段が読める局面へと変わったようです。広瀬八段は着実にリードを広げて寄せ切りました。
 藤井竜王が相掛かりで敗れたのは、今年1月の順位戦 千田七段戦以来だと思います。藤井竜王が読めない局面を見つけ出した広瀬八段の作戦勝ちでしょうか。
 藤井竜王は、5番勝負・7番勝負通じて2度目の2敗目、7番勝負では初めての2敗目、そして初めての第6局となりました。

竜王戦 7番勝負は、
・持ち時間 8時間 2日制
・開始:9:00
・昼食休憩:12:30-13:30
・1日目 18時過ぎたら封じ手
・終局見込み:2日目 夕方-20時頃

2日目
後手△藤井竜王 先手▲広瀬八段
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広瀬八段、おめでとうございます
藤井竜王、お疲れさまでした
△投了 18:34
133手 ▲勝8手 ▲飛打

後手△藤井竜王      先手▲広瀬八段

132手 ▲勝9手 △同玉
131手 ▲勝10手 ▲同角成
130手 ▲勝11手 △銀払
129手 99% ▲玉左
128手 99% △と突
 藤井竜王、最後の反撃
127手 99% ▲銀打 0:28
126手 99% △玉右
125手 99% ▲角打 0:29
124手 99% △玉右
123手 98% ▲角成
122手 98% △同玉
121手 97% ▲成桂突 4/0:30
120手 97% △3成
119手 94% ▲角払 5/0:34
118手 95% △金払 AI:64銀
117手 92% ▲香出 5/0:39
116手 92% △3叩 4/0:06 AI:47歩成
115手 84% ▲桂成
114手 84% △飛7 AI:81飛 19/0:10
113手 80% ▲金打 0:44
112手 80% △角打 4/0:29
111手 80% ▲金打
 藤井竜王を初めて第6局に連れて行った棋士
 に、広瀬八段はなるでしょうか
110手 80% △飛下段
109手 79% ▲桂打 2/0:45
108手 78% △同飛
107手 77% ▲と寄 22/0:47
106手 76% △飛5 14/0:33 AI:39銀打
 寄せ合いで先手が速い
 藤井竜王は棋王戦で天彦九段に敗れた時と
 似た雰囲気になってきました
 広瀬八段は連続最善手なので、今読める局面
 かどうかで、こんなに変わってしまいます

後手△藤井竜王      先手▲広瀬八段

105手 62% ▲と寄
104手 62% △同金
103手 61% ▲角金交換
102手 61% △玉右
101手 61% ▲角打 4/1:09
100手 61% △龍上
99手 61% ▲3謝 34/1:13
98手 61% △金打 19/0:47 AI:38金打
 先手の寄せの方が速くなりつつあります
 広瀬八段の見せ場がやってきたのでしょうか

97手 50% ▲角打 6/1:47
96手 50% △同飛成
95手 50% ▲同金
94手 50% △角銀交換 27/1:06
 27分考えて二枚替えの藤井竜王
 確実策に出るのは見えなくなったから?
93手 50% ▲桂打 20/1:53
92手 50% △飛打
91手 50% ▲同金
90手 50% △角飛交換 28/1:33 AI:48角成
 角を切らずに飛と交換
 藤井竜王にとっても難解だったでしょうか
89手 31% ▲金引 3/2:13 AI:34と
 藤井竜王は寄せるチャンス
 ズバッと角切りが出るでしょうか

後手△藤井竜王      先手▲広瀬八段

88手 36% △角打
87手 36% ▲桂払
86手 36% △玉右
85手 36% ▲金打 10/2:16
84手 37% △桂打 3/2:01
 その銀を狙う連続最善手の藤井竜王
 藤井曲線が発動した気配
 連盟とABEMAが10%開く、
 AI踊る難解局面なのですが。
 当AIも34-44%辺りで踊っています。
83手 37% ▲飛3 100/2:26 AI:92歩打
 飛を逃げて銀に紐をつけた広瀬八段

 昼食休憩
 先手は香を釣り上げてからの▲92金打が
 厳しそうです。後手有利ですが、
 先手も十分勝負に持ち込める模様。

82手 39% △角打
81手 39% ▲同歩成
80手 39% △同金 2
79手 39% ▲角成 10/4:06
78手 39% △金上 53/2:06
77手 39% ▲銀出 11/4:16
 現局面を読み切っている藤井竜王と
 読み切れていない広瀬八段の差が
 出始めたのかもしれません
76手 39% △4叩 3
 すかさず急所の銀叩で
 反撃拠点を作る藤井竜王
75手 39% ▲角出 AI:57銀
 右側攻め合いで後手の反撃が厳しそう。

後手△藤井竜王      先手▲広瀬八段

74手 44% △3謝 14/3:02
73手 44% ▲同飛
72手 44% △桂跳 1
 最善手を続ける藤井竜王
71手 45% ▲3叩 10/5:05
 少しずつ緩くなり始めた広瀬八段
70手 46% △銀引 3:17
 すぐ指したので、予想内だった藤井竜王
69手 46% ▲1叩 80/5:15 AI:33桂成
 AI評価は良くないので、広瀬八段の
 シナリオからは外れているのでしょうか。
 であれば、藤井竜王の優位が広がる
 可能性が。

 皆さん、おはようございます!

 1日目は先手の広瀬八段が40手まで第3局と
 同じシナリオで進めましたが、41手で変化、
 55手で自陣角から両サイドへの攻撃を
 見せました。インタビューで勝つ予定
 だった第3局に負けたことを悔やんでいた
 ので、入念にシナリオ修正してきたので
 しょうか。藤井竜王はこの7番勝負の
 1日目で最も長い4:43の消費時間ですが、
 時間を使いながらも最善手を続けています

1日目
後手△藤井竜王 先手▲広瀬八段
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▶広瀬八段が69手を封じ手に

68手 48% △左桂 20/3:17

後手△藤井竜王      先手▲広瀬八段

67手 48% ▲同角 8/6:35 AI:34歩打
 広瀬八段は34歩打が最善手だと知っていた
 と思いますが、あえて違う手。
 これが勝負のかかったシナリオでしょうか。
66手 52% △同歩 10/3:37
65手 52% ▲3突 7/6:43
64手 52% △2辛抱 2
 辛抱して守る藤井竜王
63手 52% ▲桂跳 5/6:50
62手 52% △同歩 7/3:49
61手 51% ▲1突 1
 後手銀を1筋に引かせて1筋攻め
60手 51% △銀引
59手 51% ▲銀叩 1
58手 51% △同歩 1
57手 51% ▲2叩 8/6:57
56手 51% △8打 72/3:57
 72分使って9筋守った藤井竜王
 広瀬八段の2筋攻めが始まるでしょうか
55手 50% ▲角打 1
 シナリオ通りの角を打った広瀬八段
 これで2筋か9筋を突破するでしょうか
 第3局とは違う展開になりました

後手△藤井竜王      先手▲広瀬八段

54手 50% △同歩 23/5:09
53手 50% ▲9突 14/7:06
 最善手ですが、
 ここで9突は事前研究の匂いプンプン
 ▲57角打から2筋9筋両睨み
52手 50% △謝歩
 長考ありましたが、類似局面継続中
51手 50% ▲飛下段 2
50手 50% △銀突
49手 50% ▲飛出
48手 50% △同歩 61/5:32

 昼食休憩
 第3局では広瀬八段が勝ちそうな流れで
 藤井竜王はかなり苦しみましたが、
 2日目午前中の勝負手から逆転勝ちしました。
 この第5局では、広瀬八段は第3局の
 シナリオ修正版をぶつけてきた模様。
 藤井竜王は早くも2時間近く
 広瀬八段より余計に時間を使っています。

47手 50% ▲4突 8/7:22
 第3局同様に4筋から仕掛けた広瀬八段

46手 50% △2筋 64/6:33
 64分考えて、
 第3局と類似路線を選んだ藤井竜王
45手 51% ▲銀上 1
44手 51% △同銀
43手 51% ▲角交換 11/7:31
42手 51% △6位 9/7:37
 41手42手で第3局とは合流しない類似形に
41手 50% ▲4位 3
 ここで変えた広瀬八段、第3局は▲22角成

後手△藤井竜王      先手▲広瀬八段

40手 50% △5筋 1
 ここまで第3局と同じ
39手 50% ▲5筋 2
38手 51% △飛下段 1
37手 50% ▲1筋 1
36手 51% △1筋 1
35手 51% ▲飛下段 1
34手 51% △銀上 1
33手 51% △金直 1
32手 51% △金直 2
31手 51% ▲右桂 1
30手 51% △6筋 1
29手 50% ▲3筋 1
28手 51% △右桂
27手 51% ▲7筋 1
26手 51% △7筋
25手 51% ▲銀上 1
24手 51% △中住 3
23手 50% ▲飛引
22手 51% △謝歩
21手 51% ▲同飛
20手 51% △同歩
19手 51% ▲2突 1
18手 51% △角道 1
17手 51% ▲4筋 1
16手 51% △飛浮
15手 51% ▲謝歩 1
14手 51% △同飛
13手 51% ▲同歩
12手 51% △8突
11手 51% ▲9筋 1
10手 51% △9筋 3
9手 51% ▲中住 1
8手 51% △銀直
7手 51% ▲銀直 
6手 51% △金上
 相掛かり
 いつも通り受けて立つ藤井竜王
5手 51% ▲金上 1
 相掛かりに誘った広瀬八段
4手 51% △飛先
3手 51% ▲飛先
2手 51% △飛先
1手 51% ▲飛先

 皆さん、おはようございます!